名前歌倶楽部では、最初は名前歌を詠むことから進めます

大田豊文さんの名前歌で説明します。

大いなる 自然の恵みを受け 田に稲穂が悠々と実っているように
大田豊文さんも 実りある 悠々とした人生が広がっています

豊かな年 目出度く還暦(この例では還暦)を迎えました
これからも健康で豊かに輝き続ける人生となることでしょう この感じで歌を詠みます。


大田豊文さん
の名前(姓名)の最初の文字〜

いなる           おおいなる
  
に実る穂の 悠々と     たにみのるほの ゆうゆうと

 
年福寿の          ほうねんふくじゅの
   
武輝き           ぶんぶかがやき

イメージが湧いてきたでしょうか?
和歌(短歌)は自分詩です、自分が感じ思ったままに詠うとよいでしょう。(常に一人称)
最初は自分の歌を詠う事から始めてゆきます。

自分で詠んだ歌が完成すると、上記画像のように色紙仕上げにして自宅に飾る事ができます。

名前歌の次は、和歌(短歌)を詠みます。
5・7・5・7・7・この波長、実に美しい流れ、この基本を守り詠います。
とにかく詠むことから始めます。詠んでゆく内に自分でお気に入りの歌が出来上がります。

自分で詠んだ歌は自分だけの世界で楽しむことも良いのですが、思い切って発表して下さい。
私達の倶楽部会員から、ここをこうしたら良いのでは?等の批評は心傷付くものがあるかも知れ
ませんが、皆さんそこを通り上達してゆきます。

 歌人 観修 京谷 の歌を最初に掲載します。

本来は一人称(常に自分詩)である歌を、10年以上に亘り職業歌人としてお客さまの名前歌を
詠い続けた私が、本来の姿で歌を詠むのは実に新鮮なものであります。

□ 風舞いぬ 去りゆく人の 遠かりき 醍醐の庵(いほ)ぞ 紅葉ちるらむ

□ 風舞いて 去りゆく人の のこり香の 手の温もりの のこしてぞ消ゆ

□ 栗毛髪 おはようの旋律(こえ) 跳び跳ねて 牧場の子馬  かけてゆきける

□ 乗る人の なき自転車は色あせて 落ち葉を乗せるまま朽ちてゆく

□ 娘子は 倖田來未やに 歌という 平安和歌や 平成ポップ

□ 晩秋に ケヤキポプラも 華やぎて 架かる雲さえ 紅く染まりぬ

□ 木枯らしに 蝉の抜け殻 舞い降りし 飛ばね逝きなむ この生れあと

□ 里帰り 二人暮らしに孫も出で ジージもバーバも 俄か老いたり 

 会員 歌人 渡辺 源舞

渡辺 源舞氏は現在63歳、気丈にも一人暮し、5年前に脳梗塞で倒れ現在左半身が麻痺状態、
しかし退院した頃は寝たきりになると誰もが思ったものの、根性のリハビリに取り組み今では毎日
朝の5時からリハビリの歩行訓練の為に杖を頼りに散歩を続け、歌を詠うことでの頭脳回復に
日夜取り組んでいます。その直向きな姿に誰もが元気を頂いている、鉄人なる歌人です。

□ 出遅れの ケヤキポプラも 華やぎて リハビリ道に 冬の日落つる

□ 若き日は 病の後の 懐かしき ダイナマイトで 山も開けし

□ 吹き荒れし 風に耐えるか 細い橋 見上げる雲は 明日の雪呼ぶ

□ 星もなく 月なく暗い 薄明は 小雨降りたる 夢さえなくに

□ 千切れとぶ ネックレスただ 哀しくて 夜霧の倫敦(ロンドン) 橋に恋散る

□ 寂しさと 病にお金 三重苦 貧しき我に 歌ゆたかなる

□ 宝くじ 三枚だけの 夢買いて 運無き年の 最後なる賭け

□ 土手の道 風に踊りぬ影法師 美女のゆく先 細い橋なる

 以降、渡辺 源舞氏が詠んだ歌はこちらに掲載しています。

 順次 会員が詠んだ歌を掲載してゆきます。

 添削希望(名前歌)または色紙仕上げ依頼 観修京谷氏の添削は名前歌だけに限ります。

 歌の投稿と歌の批評はこちら! 歌の投稿は一回に付(三首まで)でお願いします。
 歌の(原稿)投稿及び批評は倶楽部にて確認後に掲載となります。(倶楽部に一任されます)

















































































添削希望または色紙仕上げはこちらから!

(上記フォーム内より入力をお願いいます)


                             
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 京都文芸館 名前歌倶楽部
名前歌倶楽部では、どうも和歌(短歌)に馴染めないと思っている人も出来る限り
馴染みやすく楽しめるよう、本来はしないとされている記載方法を使います
和歌は、本来31文字に行間は取らないのですが、当倶楽部では行間を入れています